ベルリンの壁崩壊【1989(平成元)年11月9日】 – 記事詳細|Infoseekニュース
ベルリンの壁崩壊【1989(平成元)年11月9日】 – 記事詳細|Infoseekニュース
1989(平成元)年11月9日ベルリンの壁崩壊1989(平成元)年11月9日、東西ドイツを隔てる「ベルリンの壁」の国境検問所の通行が自由化されました。東西冷戦の終わりを象徴する日です。第二次大戦後、ドイツは東西に分割され、東側がソ連をバックとした社会主義国、西側は米国や英仏などと同様に、資本主義国で…
真実が揺らぐ時 ベルリンの壁崩壊から9.11まで [ トニー・ジャット ]楽天で購入 |
内容紹介(出版社より)
▼真実を追い求めよ
1989年の革命、9.11の犠牲、イラク戦争、深まる中東の危機、
そして、アメリカ共和国の没落ーー。
時代の変化に抗い、飽くことなく真実を追究した知識人、
トニー・ジャットの魂の軌跡。
トニー・ジャットは中央ヨーロッパのユダヤ系一族にルーツを持つ、
イギリス出身の歴史家であった。
奨学金少年(スカラーシップ・ボーイ)として、戦後福祉国家の恩恵を受けて育ったジャットは、
ヨーロッパ的な社会民主主義を徹底して擁護し、
反知性主義や反エリート主義の風潮に抗った知識人であった。
そう、ジャットは確かに知識人であった。
彼は歴史家として、歴史を書くだけではなく、
歴史に学び、得られた洞察と知恵をもって、現代世界に語りかけた。
1989年のさまざまな革命、9.11の犠牲、イラク戦争、深まる中東の危機、
そして、アメリカ共和国の没落ーー。現実が変化し事態が展開していくにつれて、
ジャットは、時代の潮流に逆らって進み、彼の知力のすべてをもって、
思想という船の向かう先を、異なる方向に向けるための戦いを繰り広げた。
本書は、飽くことなく事実と真実を追究した知識人、トニー・ジャットの
魂の軌跡である。
序 誠実さをもって ジェニファー・ホーマンズ
I 一九八九年ーー私たちの時代
第1章 終わりなき下り坂
第2章 ヨーロッパ、大いなる幻想
第3章 重罪と軽罪
第4章 冷戦が機能した理由
第5章 自由と自由の国(フリードニア)
II イスラエル、ホロコースト、ユダヤ人
第6章 どこにも辿り着かない道
第7章 イスラエルーー代案
第8章 「イスラエル・ロビー」と陰謀論
第9章 戦後ヨーロッパにおける「悪の問題」
第10章 地に足の着いたフィクション
第11章 イスラエルは民族的神話を解体せねばならない
第12章 常套句(クリシェ)なきイスラエル
第13章 何をなすべきか?
III 9.11と新世界秩序
第14章 『ペスト』について
第15章 みずからの最大の敵
第16章 私たちの現在の生き方
第17章 海外の反アメリカ派
第18章 新世界秩序
第19章 国連は命運尽きたのか?
第20章 私たちはいったい何を学んできたのか?
IV 私たちの現在の生き方
第21章 鉄道の栄光
第22章 鉄道を取り戻せ!
第23章 革新という名の破壊の鉄球
第24章 社会民主主義の何が生き、何が死んだのか?
第25章 揺れる二つの世代 息子ダニエル・ジャットとの対話
V 人はいずれみな死ぬ
第26章 フランソワ・フュレ(一九二七ー九七年)
第27章 アモス・エロン(一九二六ー二〇〇九年)
第28章 レシェク・コワコフスキ(一九二七ー二〇〇九年)
原注
訳注
訳者あとがき
索引